さて、イタコベース最後の関門、フレット調整です。
12フレット以降をマスキングして、すり合わせします。
次に、スポンジ研磨剤でフレットのエッジを丸めていきます。
最後にピカールで磨きます。
再度、ボディに組み込んで、音づまりをチェック。果たして・・・
効果ありです。昨日までの音づまりはだいぶ解消しました。
弦高もがんばって低めに調整。
・・・ということで、完成です。
ただ、オーナー様にはお伝えしましたが、ボリュームノブの挙動が怪しいです。
ちゃんとゼロに絞れない事象がたまにあります。出来る処置は施しましたが。
オーナー様がいずれご自身で交換されるとのことでしたので、今回はここまでとします。
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いやー、何とか9月中に仕上げることができました・・・。
既にお知らせで告知しているとおり、10月以降は本業のSE業務が忙しくなるため、半年ほどギター工房の方はお休みをいただきます。
工房は、来春の再開をめざします。
それまでに、合間を縫って自分用のギターをいじりながら腕を磨いておこうと思っております。